「陰部にできものができたけど痛みはないしどうするべき?」
「陰部のしこりは性病?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事では陰部のできものやしこりの原因について解説します。
陰部にできものなどの異常があるけど検査を受けるかを悩んでいる、そんな方はぜひこの記事を参考にしてくださいね。
女性の陰部はできもの・しこりができやすい部位
女性の陰部は複雑な構造で不衛生な環境になりやすく、できものやしこりができやすい部位です。性行為だけでなく、不衛生な手で触ったり、化学物質やその他の物質が原因でできることもあります。
陰部のできものやしこりは、性行為に至ったことがない方でもできることがあるため、注意が必要です。
陰部のできもの・しこりに痛みがあるときの原因
女性の陰部にできるできものやしこりに痛みがある場合は、上記が原因の可能性があります。性器ヘルペスは性病の一つですが、バルトリン腺嚢胞や毛包炎は詰まりや炎症が原因です。バルトリン腺嚢胞は痛みがない場合もあり、その場合は治療は必要ありません。女性の約2%に見られ、なかでも20代の女性に多く、加齢に伴いできにくくなる病気です。
陰部のできものの原因は、性病が約8割でその他の原因が2割程度と言われています。
陰部のできもの・しこりに痛みがないときの原因
できものやしこりが痛くない場合には、上記の性病が原因として考えられます。尖圭コンジローマのできものはイボのようなもので、痛みもかゆみも出ません。梅毒の初期症状である硬いしこりも痛みを伴わないため、発見が難しいという特徴があります。
性感染症は性行為で感染するため、自身が気づかないままにパートナーや周囲の人にうつす可能性があります。発見しづらい部位ですが、気づいたときはすぐに検査を受けましょう。
陰部のできもの・しこりの原因を詳しく解説
女性の陰部にできものやしこりができる原因はさまざまです。原因の8割程度が性病ですが、傷ついたことが原因で起こる炎症や腫れなどの可能性もあります。
性病のなかには性行為だけでなく、トイレやタオルの共有が原因で感染するものもあります。詳しく確認しましょう。
性器ヘルペスによる痛み・できもの
性器ヘルペスは再発しやすい性感染症です。単純ヘルペスウイルスに一度感染すると、体内から完全にウイルスを取り除くことはできません。
- 性器の痛み
- 水疱・潰瘍
- ソケイ部リンパ節の腫れ
- 頭痛、発熱、だるさ
潜伏期間は3〜7日程度で、初めて感染した際は特に強い痛みが現れます。治療法は内服薬や外用薬を用いた薬物療法です。
尖圭コンジローマによるできもの
尖圭コンジローマは、性器周辺にとがったイボができる性病です。イボの形はカリフラワー状や鶏のトサカ状とも言われ、放置するとサイズが大きくなり、数も多くなります。イボ以外に症状はなく、痛みやかゆみもありません。
潜伏期間は3週間〜8ヶ月程度と長く、この間に感染を広めていることもあります。治療方法は外科療法と薬物療法です。
梅毒によるしこり
梅毒によるしこりは、梅毒1期に現れる初期硬結です。梅毒1期には主に以下の症状が見られます。
- 性器周辺や肛門、口などに硬いしこり
- しこりが破裂し潰瘍になる
- リンパ節の腫れ
梅毒は体液が粘膜や皮膚に触れることで感染し、潜伏期間は3〜6週間程度です。昔は死に至る病とされていましたが、現在は薬物療法で重篤化を防ぐことができます。
トリコモナスによる痛み・かゆみ
トリコモナスは原虫が性器に入ることで炎症を起こす性感染症です。膣内や子宮頸管、尿道などに寄生します。主な感染経路は性行為ですが、便器やお風呂、タオルなどから感染することもあります。
- 膣や周辺のかゆみ
- 下腹部の痛み
- 臭いの強いおりものの増加
主に上記の症状が現れますが、トリコモナスは無症状の方も多い病気です。潜伏期間は5〜14日程度で、治療時は内服薬や膣錠を使用します。
カンジダ症によるかゆみ・白い塊
カンジダ症は性行為だけでなく常在菌による自己感染も多い性病です。ストレスなどで免疫力が低下した際にも、発症することがあります。主な症状は以下のとおりです。
- 性器周辺のかゆみや発疹
- 粘度の高いおりものの増加
- 排尿痛や性交痛
潜伏期間は1〜7日程度で、特に女性の感染が多いと言われています。治療には膣錠や内服薬、軟膏を使用します。
その他の原因
バルトリン腺腫瘍による痛み・腫れ
バルトリン腺嚢胞は膣口の近くのバルトリン腺が詰まり、粘液で満たされることで起こります。管が詰まる原因はまだはっきりとしていませんが、まれに淋菌感染症などの性病が原因で起きることがあります。
- しこり
- 炎症している場合、痛みや腫れ
また、まれに発熱を起こすことがあります。主な治療方法は外科治療です。
毛包炎(毛嚢炎)によるかゆみ・膿包
毛包炎(毛嚢炎)は毛穴が傷ついたり、皮膚が湿った状態のときに細菌が入り込むことで起こります。むだ毛処理の後や月経中は特に注意が必要です。毛包炎(毛嚢炎)では以下の症状が見られます。
- 赤みのある発疹
- 膿を持った発疹
- 軽い痛み
治療には外用薬・内服薬が用いられます。
性行為や自慰行為による腫れ・痛み
陰部の痛みや腫れは、性行為や自慰行為が原因の可能性があります。摩擦で外陰部が擦れたことで、痛みや腫れが起こっている状態です。
摩擦が原因で腫れや痛みが出た場合、1〜2日程度で自然に治っていき、治療の必要はありません。しかし腫れや痛みが悪化してきた場合は、感染症を併発している可能性があるため検査を受けましょう。
陰部にできもの・しこりができた場合どうしたらいい?
陰部にできものやしこりができた際は、迅速に性病検査を受けましょう。陰部のできものは性感染症の可能性が高く、毛包炎などの感染症の場合でも素人が見分けるのは難しいです。
性病の場合に自然治癒は期待できないため、パートナーにうつさないためにも、早く治療を受ける必要があります。炎症が原因の場合、陰部は不衛生になりやすく治りづらいため、医療機関で指示を受けるようにしましょう。
痛みがなければ陰部のしこり・できものを放置してもいい?
陰部にできものやしこりができていると気づきながらも、「痛みもないし」と放置しようと考える方もいます。先述した尖圭コンジローマや梅毒のように、痛みのないしこりにも性病の原因菌が潜んでいます。
痛みがないからと放置すると、周りの人にうつしてしまったり症状悪化につながる危険性があるため、性病検査は受けるようにしましょう。検査を受けに行くのが億劫な方は、郵送の検査キットで調べられるキュレアクリニックがおすすめです。
陰部にできもの・しこりができたときの受診の目安
陰部にできものができた際は、痛みやかゆみがなくても検査を受けるようにしましょう。痛みやかゆみの出方には個人差があるため、見てわかる異変がある場合には早めに検査を受けると良いですよ。
そのほかにも次の症状がある場合には性病の可能性が高いため、医療機関を受診しましょう。
陰部のできもの・しこりは何科を受診したらいい?
陰部にできものができた際には、女性の場合は婦人科、男性の場合は皮膚科・泌尿器科を受診しましょう。性病によってはオンラインで検査・治療が可能な場合もあります。
医療機関を受診したことを人に知られたくない方は、オンライン診療がおすすめです。キュレアクリニックでは、郵送で性病検査ができ、自宅で治療が受けられます。
陰部のできものが性病か知りたいならCUREA CLINICへ
キュレアクリニックの料金表
メニュー | 料金(税込) |
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女性2項目検査キット | 9,900円 |
女性6項目検査キット | 15,000円 |
※上記はすべて税込価格です。
・相談料や初診料・再診料すべて無料
・プライバシーに配慮した梱包
オンラインでの検査・診療・治療ができるCUREA CLINICでは、LINEによる診療のため、通院・通話不要で手軽に受診できます。相談料や初診料・再診料もかからないため、心配なことをすぐに聞けるのも嬉しいポイントです。
プライバシーに配慮した梱包で、家族に性病の検査キットだと知られることもありません。費用を抑えて周りにバレずに検査を受けたい方に、CUREA CLINICはおすすめです。
キュレアクリニックの基本情報
治療内容 | 投薬治療 |
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対象の性病 | クラミジア マイコプラズマ/ウレアプラズマ |
初診料・再診料 | 無料 |
検査料 | 9,900〜28,000円 |
オンライン診療 | 初診から可能 |
診察方法 | LINEチャット診療 |
配送料 | 440円 |
発送 | 最短翌日 |
支払い方法 | クレジットカード 銀行振込 |
受け取り方法 | ポスト投函 自宅以外 |
診療時間 | 9:30〜18:00 |
全国院数 | 全国1院 |
※上記はすべて税込価格です
【まとめ】痛みのあるできものが陰部にできたなら早めに性病検査を!
この記事では、陰部にできものやしこりができる原因について解説してきました。しかし女性の陰部にできものができる原因を、素人が判断するのは難しいです。
陰部にできものや異常が見られた場合には、なるべく早く医療機関を受診しましょう。通院に抵抗がある方は、自宅で性病検査を受けられるキュレアクリニックがおすすめです。
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